最近「会社が怖い」「朝がつらい」と感じることはありませんか。
ブラック企業で働いていると、心と体はゆっくり限界に向かっていきます。
でも自分では「まだ大丈夫」と思い込みやすく、気づいたときには立ち上がれなくなる人も少なくありません。
そこでこの記事では、あなたが今どの状態にいるのかを判断するために、心と体が出す“本当の危険サイン”をやさしくまとめました。
ひとつでも当てはまるなら、がんばりすぎているサインなので、無理をせず読んでいってくださいね。
- 眠れない・食べられない日が増えてきた
- 会社のことを考えるだけで動けなくなる
- 上司の顔を思い浮かべるだけで胃が痛くなる
心の限界サイン
まずは「心」に出る危険サインを確認してみましょう。
気持ちの変化は見えづらいですが、実は最も早くSOSが出ます。
理由もなく不安になる
ブラック企業で働くと「何が怖いのかわからないのに不安」になることがあります。
これは自律神経が乱れ、常に“戦うか逃げるか”のモードになっている状態です。
朝になると心臓がバクバクしたり、ふとした瞬間に涙が出たり、気持ちが急に沈むのも特徴です。
この状態はあなたのメンタルが「これ以上は危険」と伝えているサインです。
感情が動かない・笑えない
ブラックな環境が続くと、楽しさや嬉しさを感じにくくなっていきます。
好きだったものが楽しめない、ぼーっとする時間が増える、休日も気分が晴れないなどが典型的です。
これは心のエネルギーが消耗しきっている状態で、早く休息が必要なサインです。
「会社に行きたくない」が毎日続く
誰でもたまに「行きたくない日」はありますが、毎日続く場合は要注意です。
とくに、出勤前に強い憂うつ感や恐怖を感じる場合は、心が限界に近づいている証拠です。
あなたの心は「今の環境は危険」と静かに知らせています。
体の限界サイン
次に、体に現れる危険サインを確認します。
体の変化はごまかせないので、心より正直にSOSを出してくれることがあります。
眠れない・すぐ目が覚める
寝つけない、夜中に何度も目が覚める、朝早く目が覚めてしまうなどの症状は、ブラック企業で働く人にとても多いサインです。
僕自身も、ひどい時期は1〜2時間おきに目が覚めていました。
これは心身が強いストレスにさらされている証拠で、放置すると体力も一気に削られてしまいます。
頭痛・吐き気・腹痛が増える
出勤前や上司の顔を思い浮かべたときに頭痛や腹痛が出るのは、ストレスが原因のケースが多いです。
病院で検査をしても異常が出ない「機能性障害」の場合、ストレスが体を守るために警告を出しています。
決して我慢しないでほしい、とても大事なサインです。
急に疲れやすくなる・集中できない
睡眠不足や緊張状態が続くと、日中の集中力が落ちたり、少しの作業でも異常に疲れることがあります。
これは体がエネルギーをうまく作れなくなっている状態で、このまま働き続けると強い不調につながる危険があります。
あなたが怠けているのではありません。体が守ろうとしているだけです。
限界サインが複数出ている場合、もう“話し合って辞める”段階ではないこともあります。
上司に伝えた瞬間にさらに追い詰められる可能性があるなら、あなた自身を守る選択をしてください。
どうしても伝えられない人は、退職代行を使うと安全です。
逃げてもいいの?という迷いへの答え
限界サインが出てきても「逃げるのは悪いこと」と感じてしまう人は多いです。
でも、あなたが悪いわけではありません。
ブラック企業の環境が、そう感じるようにあなたを追い込んでいるだけです。
逃げる=負けではありません。生きるための選択です。
そして、どうしても迷うならこちらも読んでください。
まとめ|サインが出たら自分を守っていい
心や体にサインが出るのは、あなたが弱いからではありません。
あなたの中の大事な部分が「もう危ないよ」と知らせてくれているだけです。
がんばり屋のあなたにこそ、立ち止まる時間が必要です。
しんどい日は、いつでもこの記事に戻ってきてくださいね。
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